ヒキ
外に出てヒキは確かにヒキではなくなる、だが心はヒキのままだ
これを変えるのは難しい、外にヒキの居場所はないからこの心をなんとか
外の超人たちの心に変えていかなければならない、我慢し、笑い、リラックス
外にいても引け目や劣等感を感じないようなそんな心に
薬という手段もある、強制的にそういう心にしてくれるらしい
俺もしたい・・・だが今は普通に外にいる超人たちも精神を病む時代だ
-50の俺が薬を飲んで効果があるのか?
もしこのまま外に慣れずにいたら、それはたぶんもう治らないものだ
家にいることを正常、外に出ることを異常だと心が思っている以上難しい
だがそれでも自殺出来ないヒキが俺だ、正直最後の最後まで沈まないとできん
これは人の死を何回か見て死ぬことにぶるった経験がかなり大きいと思う
もしかしたらこの耐えられる底はそこまで深くはないかもしれない
それはラッキーだが確かめるほど勇気もない
だから外が怖いんだ、たぶん俺の頭の中には外=苦しみという図式があるんだろう
つまり俺は死にたくないから外が怖いんだ!
教習所が辛いっていうことを書こうと思ったんだけど違くなった